終戦後80年を迎えた本日2025年8月15日、皆さんは何を思い、何を感じますか?
どうしても自分の子供(24歳、20歳)たちに、広島の原爆資料館を見学させたく、今年3月に家族4人で広島へ「原爆遺構巡り」をしました。誰もが広島といえば、「原爆ドーム」「平和記念資料館」の見学だけかと思いますが、それ以外にも多くの原爆遺構があります。例えば爆心地から410mの至近距離で被爆した「本川小学校(強烈な爆風と高熱で火災に見舞われ、約400人の児童、10人の教職員など多くが犠牲となりました。奇跡的に助かったのはわずか2人)」。私個人的な感想ですが、ここは絶対に行くことをお勧めいたします。間近で被爆した建物、壁などを見学でき、原爆ドームより原爆の凄さを実感できるかと思います。今回、私はこの小学校は3回目の訪問でしたが、何度行っても感慨深い場所で、また行きたいと今も思います。また原爆遺構は建物だけではなく、被爆樹木として広島城の敷地内で見ることがができます。
是非、戦後80年の節目の年に広島、長崎を訪れてみてください。「平和祈念資料館」は行ったことがあるという方はたくさんいるかと思いますが、2019年に全面リニューアルされ、展示解説がより簡潔かつ多言語化され、映像やインタラクティブ展示が増加、また遺品や証言をより被爆者の「個人」に焦点をあてて紹介しています。また昨年より入場チケットが時間指定の予約もできるようになりました。
次の世代の子供たちに絶対に受け継がなければならない場所です。ディズニーランドやユニバーサルスタジオもいいですが、大人の皆さんが率先して子供たちを連れて行ってあげてください。きっと小さなお子さんでも何かを感じる場所かと思います。
投稿者 辻本